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Kami no Hana jou (Japanese Edition)

Author KanbeKou
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Book Details
Author(s) KanbeKou
ISBN / ASIN B00HPZC4K2
ISBN-13 978B00HPZC4K8
Marketplace India 🇮🇳
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Description
 昭和47年初冬、奥多摩湖沿岸道路上に残されたタイヤのスリップ痕。トンネル内で大破したトヨタセリカ1600GTV。パンクしたタイヤには二つの弾痕。現場周辺に散らばる8mm南部弾の空薬莢。そして、路面の滴下血痕……追跡され、銃撃され、拉致された痕跡。
 車の主は峰岸組傘下窪島組構成員友岡雅樹。警察は容疑者を、友岡と因縁のある剣峰会構成員の川村徹とし、これを機に昨年末不首尾に終わった銃火器密輸一斉摘発作戦の雪辱を果たさんと剣峰会潰滅をもくろむ。だが、奥多摩事件の裏に隠された真相とは……。
 正義と悪との境界線上に立たされた男女たち。彼らは何に拠り、何を信じて次の一歩を踏み出すのか。その先にあるのは崇高な正義の光か、奈落の底を満たす悪の闇か。彼らのその選択を一体誰が責められようか。彼らの意志のほとばしりを一体誰が抑えられようか。

 気鋭の新人作家神部康(かんべこう)、渾身の処女長編「紙の花」ついに刊行! 

著者あとがきより抜粋
「数年前、ある事件が発覚した。実家の二軒となりでである。そして、その犯罪はすでに公訴時効となっていた。
 どのような犯罪だったかをここで述べるつもりはない。あまりに特異なものであるため、どの事件だったかを容易に特定できてしまうからである。そうなれば被害者遺族の心情を害することにもなる。また、訴追されず無罪放免された加害者にも与えられるべき最低限の人権がある。それを侵害し、暴露する権利は当然数十年来近所付き合いのあったこの私にもない。
 彼は被害者の人生を蹂躙し、未来への道をばっさりと断ち切った。だが、彼は生きつづけている。そんな彼が何を考え、何に拠って生きてきたのかを計り知ることはできそうでできない。
 発覚の恐怖につきまとわれていただろうか。忘却によって穏やかに過ごせた日々もあっただろうか。彼の目には、安穏と暮らす私のような人々が住まうこの世界はどのように映っていただろうか。
 罪を犯し、罰を逃れた加害者の生き様が気になった。
 それが「紙の花」執筆のきっかけとなった……」
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